軽さと快適性を追求したスリーピングシステムを紹介しています。
シュラフ
春夏
設定温度が10度以上を想定した装備になります。
2500m以上の山で私の場合はちょうどよい装備になります。
Cumulus X-LITE 200
Cumulusの特徴はFP900以上のダウンとマミー型にすることで軽量化し小型化に成功している点だと思います。
ボックス構造になっておりダウンが下に落ちないように配置され全身に対して一定の保温を可能にしています。
重さ361g。
cumulus.pl – Sleeping bags
In CUMULUS Team we believe in fast & light philosophy. Ask us about our sleeping bags and down jackets on [email protected] // W Ekipie CUMULUS wierzymy w filozofię fast & light. Zapytaj o nasze śpiwory i kurtki puchowe na [email protected]
Cumulus X-LITE 200 / キュムラス Xライト200 – MoonlightGear – ムーンライトギア
900 Fill Power Goose Downを200gと上下にまんべんなく封入して 機密性を高めつつ、頭部を大胆に廃したハーフバック。それがXLITE200ZIPです。 対応温度は0℃まで。初秋までのタイトなスリーシーズン用として 充分な暖かさを得ることができながら魚の開きのようにガバッと開いて掛け布団のように使えば、 温度調整が容易。暑い時も問題ありませんし「もしかしたら上はもっと寒いかも…」とよくある不安な時に 幅広い温度帯で使える魅力がこのモデルにはあります。 実測で350g(軽い!)でありつつキルトモデルと同じくロフト感満載の独自のフットボックス形状のおかげで 足元は常に暖かで寒さを感じにくいのが特徴です。 さらに、寝袋の中に入れて使うklymit社のINERTIAシリーズと相性が良いのもポイントで コンパクトパッキングのための寝袋として大いに活躍します。 とにかく難しいことは考えず秋まで使えて 暖かい寝袋がほしいというニーズにはCUMULUSの中で一番応えやすいモデル。 初めての寝袋としてもお勧めです。 X-LITE 200 のダウンの封入構造は伝統的なボックス構造を採用。 ■ Box structure (ボックス構造) Cumulusは封入するダウン量にあわせてこのボックスの大きさを調整 最高品質の850フィルパワー、ポーランド産グースダウンを使用しています。 ▼ 画像をクリックすると拡大します。 サイズ 最大ユーザー身長:185cm 長さ : 181cm 肩周り幅 : 77cm 足周り幅: 51cm 使用温度域 快適使用温度:4℃(上下肌着のみ着用として) 限界使用温度:0℃ 重量 本体重量:350g(±5%) 封入ダウン量:200 g カラー Lime Green 素材 Fabric: Toray Airtastic, 20 g/m² 900 Fill Power Goose Down 備考 スタッフサック ストレージサック writing / Chiyo
秋冬
この装備は秋から厳冬期までの-10度前後の幅広いシーズンに対応している装備になります。
秋の2000mを超える山では雪が降り始め、寝床となる地面も凍結し始める厳しいシーズンとなるためウェアでの防寒もスリーピングシステムに含める必要がでてきます。
mont-bell ダウンハガー800 ハーフレングス #1
mont-bellのダウンハガーシリーズは品質、価格、使いやすさ、小型化が優れており世界を代表するシュラフの1つだと思います。
ハーフレングスはCumulusのようにマミー型よりもさらに下のみぞおちぐらいまでしかダウンが封入されておりません。
patagoniaのハイブリッドスリーピングシステムと同じ構想だと思います。
上半身はダウンとシェルなどのウェアを着ることで防寒しつつ軽量化しています。
mont-bellのお家芸であるスーパースパイラルストレッチ システムでダウンに入ったままでもあぐらの姿勢になれるため窮屈感がまったくありません。
またmont-bellが採用するダウンはコンプレッションバッグで圧縮されやすい特徴があるので小型化が他の製品よりも優れていると思います。
重さ640g。
これで終わらないのがmont-bell。なんと足元がジッパーになっており開く。
ここが開くことで温度調整の幅が大幅に広がり秋冬に限らず、夏の高山でも安心して持っていける装備になっている。
【モンベル】ダウンハガー800 ハーフレングス #1
暖かさと軽さを両立した高品質ダウン〈800フィルパワー・EXダウン〉 「EXダウン」は厳冬期の冷え込みが厳しく、寒暖差の激しい自然環境で育てられた水鳥から採取されるダウンのみを使用しています。一般的なダウンよりダウンボールが大きく、小羽枝の密度が高いため、 …
シュラフカバー SOL(ソル) エスケープライトヴィヴィ
縦走時に重要になってくるのがシュラフカバーだ。
テントが結露するのは構造上仕方がなく、水滴がシュラフに付くと思った以上に不快になる。
特に天然のダウンは空気中の湿気も吸っていくので直接濡れなくても、使うだけでそれなりに湿った状態になりロフトが失われていく。
エスケープライトヴィヴィは断熱素材がついてないモデルとなる。
テントマット
テントマットは寝心地に大きな影響を与えるので妥協なく選びたいところ。
KLYMIT Insulated STATIC V Short
こちらは利用して2年になりKLYMITのエアー式のマットで中にインサレーションが入っており春夏以外でも秋や避難小屋泊で利用できる。
長さは174cmの私が利用すると頭から膝ぐらいまでカバーできる。膝より下が寒い場合は頭の部分を枕のみにして下にずらす。さらに寒い時はザックに足を突っ込むなどの対応している。
重さ366g。
NEMO TENSOR ALPINE REGULAR MUMMY
NEMO TENSORはUL向きなテントマットとして前から注目しており、KLYMIT Insulated STATIC V Shortよりも大きく重量も増えるが横向きやうつ伏せの状態でもリフトが地面に付くことはなくベッドの上のような寝心地。
一度これで寝ると抜け出せない。
TENSORはアルパインモデルとインシュレーテッドモデルの2つがあり、アルパインモデルは厳冬期を想定した設定温度になっており、インシュレーテッドモデルはシビアコンディションではない雪山までを想定している。
アルパインモデルはインサレーションに加えて地面からの熱と体温を反射させるための反射素材が入っている。
収納はKLYMITと同じで薄く畳めるのでKLYMITと比べて大きくかさばるということはない。
リフトが高く上がる分、付属している専用のエアーバッグで入れる必要がある。
商品の選び方などはこちらをご参考に。
小物
枕、象足があると就寝時の快適さがぐっと上がる。
mont-bell ベーシック ダウン フットウォーマー
ベーシック ダウン フットウォーマーはFP650のダウンフットウォーマーで小屋泊でも快適に利用できる。
足裏には滑り止めがついており履いたままでも移動可能になっている。
フットウォーマーはダウンモデルと化繊モデルがあり軽量化、小型化に優れているダウンモデルを使っている。
【モンベル】ベーシック ダウン フットウォーマー
保温性に優れた良質のダウンを使用し、コンパクトに収納できるダウンフットウォーマーです。ドローコードで足首のフィット感が調節でき、就寝時や歩行時にも脱げにくくなっています。裏地にはずれにくい起毛メッシュ地を使用。履き口のストレッチ素材が冷気の侵入を防ぎます。山小屋やテント内、休息時や就寝時の防寒対策に適したアイテムです。
TREKOLOGY Ultralight Inflating Travel/Camping Pillows
TREKOLOGYの枕はエアー式でエアー式特有の頭の重さで不安定に事が多いのだが、中心部をぐっと下げる事で安定性が高くなるようになっている。
枕の生地は起毛しておりこれも、頭が滑りづらいポイントとなっており寝心地も高い。
そして空気を抜くとスマホよりも薄くなるため収納も楽だ。
重さ76g。