九州で結婚式があり、九州に行くいい機会なので九重連山を縦走してきました。
九重で有名な坊ガツルのキャンプ場と法華院温泉にも行きました。
今回はSOTO SOD-310のストーブを持っていきました。重さ60gと軽量でレギュレーターが付いているので冬山でも難なく使えそうです。
九重連山とは
法華院温泉が登山雑誌などで注目を集めるようになりました。
春にはミ尾瀬のような湿原です。
久住山系 (西側)の内容となります。
コース
長者原(ちょうじゃばる)ビジターセンターに駐車場があるので博多からレンタカーで2時間ほどです。
長者原には小さなmont-bellもあります。
中岳から星生山から道路に抜けて歩いて長者原まで戻る予定だったのですが雨が強くて白口岳方面から下山することにしました。
1日目(2時間):長者原ビジターセンター → 雨ヶ池越 → 坊ガツル 2日目(6時間):坊ガツル → 諏蛾守越 → 中岳 → 稲星山 → 白口岳 → 法華院温泉 → 雨ヶ池越 → 坊ガツル
危険箇所
稲星山から鉾立峠の道はヤブが多く、ぬかるみがひどいのでかなりスリップします。3回ぐらいこけました。
鉾立峠からの登りまたは下りはエスケープ以外では避けたほうがいいと思います。
長者原
駐車場は100台ぐらい停めれそうですが3連休の中日でほぼ満車でした。
正面の建物の裏側から入山します。
登山道
登山道はいたって普通でしばらく北アルプスを登ってたのでだいぶ楽でした(笑)
ススキ畑を抜けると坊ガツルへの分岐にさしかかります。
緩やかな登りが続くだけ。
坊ガツルまで2時間なので超重装備(お酒、食料)を持っていく人が多くいました。羨ましい!!
雨ヶ池越
木道があり尾瀬のような湿原にでてきます。
ススキが本当に綺麗な場所なんでこのあたりで昼食取るのがおすすめです。
三俣山
雨ヶ池越から大きく見える山は三俣山で(1744m)で坊ガツルからも迫力ある山体が見れます。
三俣山は法華院温泉の横の道を通り諏蛾守越経由で登るのが一般的で一番楽です。
坊ガツル
雨ヶ池越から40分ほどで坊ガツルの湿原にでてきます。
雨ヶ池越からは下りです。
中岳とススキ
ススキが綺麗で坊ガツルからは中岳が見えます。
法華院温泉
法華院温泉は山小屋があり温泉付きです。
テント泊の人は1回500円ですが、混雑時は早めに終わってしまうようなので注意が必要です。
温泉は8人ぐらいが入れる大浴場だけで、シャワーなどはなく水がでる蛇口がいくつかあって水で体や頭を洗う感じです。
もちろん冷たいので洗ったらすぐに湯船につかります(笑)
なんと脱衣場にはドライヤーもあって、貴重品を保管できる鍵付きのロッカーもあり至れり尽くせり。
2日目は雨の中、中岳へ向かう
2日目はあいにくの雨でテントを片付けて中岳に向かいました。
中岳へのルートは2つあって、砂防ダムを登っていく諏蛾守越から行くルートと鉾立峠から行くルートです。
鉾立峠のルートは斜面がきついのと中岳までの間で少しヤブが続く道があり、ぬかるみもひどいのでおすすめできません。
諏蛾守越
砂防ダムを登っていくと急に視界が広がり諏蛾守越が見えてきます。
赤茶色の土と山体で火山帯にいることを改めて意識させられます。
なんとなく足元が温かいなと思ったら地熱と温泉が湧き出ていました。
煙が出ているのが硫黄山です。
温泉とか湧き水がいたるところから出ていてだったぴろい場所でソロだとちょっと怖かった。
中岳をピークハント
硫エスケープすることを決めました。
その際に下りで鉾立峠を使ったのですが転ばずにはいられない道がいくつもあってコケるわコケるわで大変でした。
坊ガツルまで標高をさげると雨と風はだいぶましになって正解でした。