ZERO1 Pathfinder Tent
Zerogramから出ているZERO1 Pathfinder Tentを購入した。
このテントで八ヶ岳、キャンプなど複数回の山行に利用した。
建て方
まずは建て方だがZERO1 Pathfinder Tentは非自立式でトレッキングポールを利用して建てる。最初にテントの四隅をペグダウンしておくと簡単に建てることができる。
建てたあとは張り綱を使うことで、居住空間が広がるので快適だ。
張り綱とペグは必要最低限揃っているので買い足す必要はない。
空間の広さと快適性
室内は私の体格(174cm,65kg)で首をかがませないとテント内で背筋を伸ばすことはできない。他のテントよりも奥行きが2mあるので、足は完全に伸ばした状態で寝ることができる。
足元のメッシュと、頭頂部のメッシュは常に開放されているので春、夏は快適だ。
頭頂部のメッシュは全室が広いので雨などの心配もなさそうだ。全室は広く靴、ザックが十分おける広さ。
強風が吹けば、流石に風が入ってくるがそれほど不快感はなかった。
メリット
- 圧倒的な軽さと、サイズの小ささ
- 足が完全に伸ばせる居住空間
- 全室が広く、靴、ザックは余裕で置ける広さ。
デメリット
- 結露しやすい
- ペグダウンできない場所では建てるのに時間がかかる
総合的には
北アルプスなどの岩稜帯でのテント泊ではない限り、使えるシチュエーションは多い。また白いためテント場ではひときわ目立つ。
軽量化のためか生地が薄く感じたのでグラウンドシートをできれば使ったほうがいいだろう。
室内を熱くしすぎたというのが大きな問題ではあるがシングルウォールのため結露はやはりダブルウォールよりも多い。縦走する場合などはシュラフカバーを使おう。
岩稜帯では無理せずに小屋にするか、十分なゆとりをもって設営した方がよい。