推奨装備
2日目は今回の行程で最長距離で行動時間も10時間を超える予定となっていました。
膝の負担や体力の回復を考えるとトレポとアミノバイタルは必須です。
夜は早く寝付いたものの、あまり寝付きはよくなくダラダラとして朝6時頃(予定より1時間遅め)に出発しました。
この日もぼんやりとした天気で木道は濡れていました。
鳶山
五色ヶ原から小高い丘のようなところが鳶山(とんびやま)で、30分ほどで着きます。
鳶山までは木道が続いており歩きやすいです。
越中沢岳、スゴノ頭
スゴノ頭までは激しいアップダウンがあり標高も300mあがって、200m下がる、また100m上がるのようなコースとなり朝からこの工程はかなり体にきました。
またザレ場、痩せ尾根が連続するのでややリスクの高めの場所を通過します。
薬師岳までまだまだあるのに大丈夫だろうか…スゴ乗越小屋でもう一泊しようかとずっと悩んでました。
一番奥の雲に隠れている部分がスゴノ頭になります。すごいアップダウンです。
スゴノ頭山頂
超えてきた尾根をバックに。
越中沢乗越から2時間半ほどかかりましたが、コースタイム的には1時間ほど短縮できました。
スゴノ頭からのスゴ乗越までの下りも案の定、かなりの下りでハシゴ、トラロープが設置されています。
遠くに薬師岳??遠すぎない??と思いながらなんども地図を確認しました…
スゴ乗越からスゴ乗越小屋
スゴ乗越はちょっとした広場になっており、補給をするならここでした。
というのはあと40分でスゴ乗越小屋だと思い、行動食のみで出発したもののスゴノ頭まででスタミナを消費しすぎたのか緩やかな登りなのにゼーハーと息切れがして辛かったです。
スゴ乗越小屋
スゴノ頭から小屋にヒラヒラしたものが見えるなーって思ってましたが旗でした(笑)
スゴ乗越小屋は非常にキレイな小屋(最近リニューアルした??)で特にトイレがホテルのトイレかと思うほど清潔感のあるものでした。
ネパールカレーの種類が豊富で楽しみにしていたのですが、この日はうどんしかなくうどんとカロリーメイトで補給しました。
うどんについてるしば漬けの梅干し?が美味しかったです。
POPな般若心経がエンドレスで流れており、小屋のフェス感もあり好きな小屋になりました(笑)
水が豊富なようでこちらで一旦、五色ヶ原で汲んだ沢の水を捨てて入れ替えました。
薬師岳に向かう
ここまでで、約工程の半分ぐらいでスゴ乗越小屋を出発したのは12時頃だったので行動して6時間経っており体はだいぶしんどかったですが薬師岳に向かいました。
写真は間山の上りですが、ここで熊を3回も目撃しました。。。
また日本海側からの風が強くなりメンタル的にも結構辛くなってました。
スゴ乗越小屋から1時間で間山のピークに到着しました。
ここから2時間以上、北薬師岳の激しいアップダウンが続きます。
大きな岩場の連続になってくるのですが、ガスが濃いと目印が見えづらくきつい勾配の岩場に迷い込んでしまうので気をつけましょう。
私も2回ほど道を誤りました。
薬師岳山頂
北薬師岳までの距離も長いことと、標高を500m近くあげたため息切れが続き大幅にペースダウンしました。
薬師岳山頂についた頃には16時丁度で、披露もピークでこの時点で薬師峠でのテント泊は断念しました。
疲労困憊で顔がひどい(笑)
薬師岳山荘
薬師岳山荘も非常にキレイな山小屋です。
とにかく早くご飯を食べて寝たいという思いでいっぱいでした(笑)
常に富山市の夜景が綺麗に見えました。