最終日も晴れでしたが、前線が近づいており夕方頃から天気が大幅に崩れ薬師沢の通過も困難になることが予想され多くの登山者が予定を変更して下山に向かいました。
薬師沢へ下山
薬師沢からの登りよりも、下りに注意する必要があります。
大股で超えるような大きな岩が湿っており、滑りやすくなっています。傾斜もきつく、時間も長いので集中力が切らせません。
前日、下山者とすれ違ったとときに数名の方がおそらくコケたんだろうなと思う怪我や傷を負っておりました。
薬師沢
ここは薬師沢と黒部川が合流しており少しの雨でも通過困難になります。
また足を滑らせて沢に落ちるとゾッとします。
薬師沢を登る
雲ノ平に向かうときは下り長いなーって思っていたので、長い登り返しがここから始まります。
折立を含めると、登りらしい登りはここれで最後となります。殆ど木道が整備されているので思った以上に楽でした。
太郎平
「太郎系ラーメンを食べるぞ!」って思いながら、太郎平を目指していたものの…
どうみても全従業員がヘリの運搬しておりました…この日は食堂やってなかった…
折立
折立の下山は立山連峰を見ながら下山でき本当に良いコースだと思います。
道は結構ガレでおり下りでもスピードは上げにくい道でした。
2/3ぐらいの工程を通過したところで小雨が降ってきました。
SPECIAL THANKS
数日山に入ると不思議な出会いがある。
今回は雲ノ平に向かう時に、一人の男性と話す機会があり雲ノ平で再開した。
登山の価値観は人それぞれあるが、夜中まで飲み交わしこれほど気の合う仲はなかなかいないと感じた。
前線が迫っていることもあり、翌日一緒に下山する事になり私はバスの予定だったのだが富山駅まで来るまで送っていただいた。
この山行では殆どソロでの活動だったので、いい人と巡り合え思い出に残るものとなった。