一泊二日で赤岳に行ってきました。
推奨装備
この行程は岩場を通過するためヘルメットの着用が推奨されています。
茅野から美濃戸口の移動
今回は電車、バスで行きました。
電車は茅野駅に美濃戸口行きのバスがあります。
シーズンによりますが10月は10時25分が始発で次は13時45分となり始発に乗らないと当日登頂は厳しい時間となります。
コース
美濃戸口から行者小屋経由で赤岳山頂を目指し赤岳頂上山荘で一泊する計画です。
(出典:ヤマプラ)
美濃戸口から赤岳山荘へ
茅野駅から30分ほどバスに揺られると美濃戸口に着き、ここには食事、自販機、お風呂、トイレ、カフェなど色々そろってます。(写真撮り忘れた)
美濃戸口から赤岳山荘までは砂利道でここまで一応車が通れ、駐車場もあるので車で来ることができます。
SUVぐらいの車高がないと余裕でお腹擦るのでご注意ください。
赤岳山荘
1時間ほどで赤岳山荘に着きます。
ここから赤岳鉱泉と行者小屋へ分岐します。
赤岳鉱泉へのルートは北沢、行者小屋は南沢です。
赤岳山荘で水のトイレ、水の補給ができます。
丁寧な接客で、食事も美味しかったです。
赤岳山荘駐車場
自家用車はここまでです。
冬場も車で来れますがつるつるに凍っているので4WDに限られると思います。
後、アイスキャンディーというアイスクライミングできるタワーもこのあたりに出現します。
だいぶ遅出でしたが駐車場はまだ少し空きがありました。
行者小屋へ
南沢は北沢と違い、八ヶ岳らしい原生林と苔が生い茂った登山道が見えてきます。
しばらく階段などを登り続け、橋がかかった沢を何度か越えますが基本樹林帯です。
沢が枯れたような道にでてくると行者小屋はもうすぐです。
八ヶ岳ももう紅葉が始まってます。
赤岳山荘から行者小屋まで45分で到着し、少し余裕があったのでドリンクを買っていたのですが小屋からラー油のいい匂いが…
ラー油を使ったメニューがあるのですかね??
テント場は大混雑で、こんなところにテント張るの!?って思う茂みの中にもいました。
赤岳山頂を目指す
行者小屋から山頂まで400mほど一気に標高をあげます。
有名なマムート階段が続くのですが結構不安定なところがあるので下山で使う時は注意したほうがよさそうだと思いました。
この階段が急なのでつまづくとやばそうです…すれ違いもギリギリです。
阿弥陀岳との分岐点はガスで包まれています。
このあたりで若干頭が痛くなり、早めに鎮痛剤を飲みました。
稜線上なので風が強くガスの湿気で体も少しづつ濡れてくるのが不快でした。低体温症になるとまずいので雨具を着ました。
山頂まで往復で1時間はかかると思うので、このあたりで体力的に厳しそうであれば行者小屋まで引き返したほうがいいと思います。
阿弥陀岳に登った仲間を待っている方がいましたが、低体温症にならないか心配でした…。
分岐点を超えると岩場が始まります。脆い岩で踏み場も狭いのでだいたい鎖が設置されていますが、鎖に頼りすぎないように登りましょう。
赤岳山頂です。絶景みたかった…!!
赤岳頂上山荘
赤岳頂上山荘は山頂から徒歩3分。この岩場に小屋を建てたのがすごい。
頂上山荘はなんといっても食堂からの見晴らしが最高なのですがこの日は残念ながらガスで殆ど見えませんでした。
小屋の寝所は上下2段になっており、スペースに余裕があって寝やすい小屋でした。
頂上山荘には水場がないので行者小屋から1リットル汲んできました。
一瞬の晴れ間に山頂を撮影。