一泊二日で硫黄岳と赤岳に行ってきました。
今年は暖冬でちゃんと雪があるか心配でしたが天気もよく楽しめました。
この時期は短時間で多くの積雪になることも多いため最大限安全に配慮した装備が必要となります。
赤岳山荘前のアイスキャンデー
赤岳山荘まで凍結、積雪箇所もなく仲間の車で赤岳山荘まで上がっていきました。
赤岳山荘のアイスキャンデーもまだ殆どできあがってなかったです。
雪の結晶。
北沢は凍結箇所が多い
堤防広場を超えると凍結箇所が多くなります。
毎年このあたりまで雪がたっぷりあるのですが今年はまったく無かったです。
赤岳と赤岳鉱泉のアイスキャンデー
赤岳山荘から1時間半ほどで赤岳鉱泉に着きます。
テント場には全然雪がない状態でした。(2019年12月23日の夜に結構降ったみたいです。)
赤岳鉱泉に荷物をデポして硫黄岳に向かいます。
赤岳鉱泉はカレーの種類が豊富で有名です。
硫黄岳
森林限界を超えるとかなり積雪していました。
また硫黄岳山頂付近は相変わらず非常につよい風が吹いており、数分滞在して下山しました。
赤岳(左)と阿弥陀岳(右)が澄んだ空気でダイナミックに見えます。
硫黄岳からキレット、白馬まで綺麗に見えます。
赤岳鉱泉の夕食はステーキ
その日の夕食はステーキでした。翌日は豚鍋だったようです。
夕食後は仲間と赤岳に行くためのコースの予習をして8時には寝ました。
赤岳に向かう
赤岳鉱泉から赤岳に行くには、行者小屋に向かう必要があります。
赤岳鉱泉から行者小屋の間にある階段にはマムートが刻印されてました。
行者小屋からは地蔵尾根と文三郎尾根の2ルートで赤岳に向かうことができます。
地蔵尾根は階段が少ないないですが階段の斜面が急です。文三郎尾根は階段は多いですが地蔵尾根と比べると緩やかですが山頂付近は岩場が連続します。
今回は文三郎尾根から上り、下山は赤岳展望荘まで降りて地蔵尾根から下山しました。
写真では伝わりにくいですが文三郎尾根もなかなかの斜面です。
赤岳西壁主稜をクライミングで登っているパーティがいました。
文三郎尾根の山頂まで続く階段です。この急な階段を登り続けます。
山頂に続く岩場は雪と岩の連続になり、高度感も増してきます。
ここまで来ると軽アイゼンでは結構厳しい状況になると思います。
赤岳山頂
赤岳鉱泉から2時間半かけてようやく山頂に到着しました。
山頂には多くの人がいて、風も強かったですが富士山が綺麗に見えました。