白馬岳と稜線で繋がってる唐松岳に行ってきました。
唐松岳はよく聞く名前の山ではあったのですが、安曇野ICから降りて1時間ほど下道を行き、そこからゴンドラ、リフトを乗り継ぐので面倒だなーという思いがありなかなか行けませんでしたが、八方の湯で車中泊して行くことにしました。
八方尾根山荘以外の営業はしていないので食料も忘れなく。
詳細な工程やルートはYAMAPを御覧ください。
装備
唐松岳山頂山荘までの登りと、唐松岳山頂の登りは足を滑らすと即滑落なので軽アイゼンではなく12本以上のアイゼンがおすすめです。
またピッケルも準備している方が安心です。
八方の湯
八方の湯は温泉、足湯、コンビニ、広い駐車場があり車中泊して翌日スキーに行く方が多い場所です。
八方の湯の駐車場からは10分ほどでゴンドラまで行けるのでアクセスも悪くなく無料の駐車場となります。
朝目覚めると五竜岳が綺麗に見え、唐松岳ブルーが期待できました。
ゴンドラを乗り継ぎ、八方尾根へ
今回の行程はゴンドラ、リフトを乗り継いで八方尾根山荘からスタートする予定です。
チケット売り場の営業時間は時期によって異なるので確認が必要ですが、この時期は8時から営業のはずが7時には空いてたようですでに行列になっていました。
チケットの購入は登山届と交換になるのでチケット売り場横に登山届けがあるので書いてから並びましょう。コンパスでも大丈夫です。
ゴンドラ、リフトには最終時間があるので下山には気をつける必要があります!
2980円でゴンドラ、リフト2回の往復となります。チケット売り場は行列だったのですが案外すんなり乗ることができました。
ゴンドラを降りると、ここからリフトですごい行列です。スキーなお客さんよりも登山者が優先して乗せていただけるので、ここもスムーズに乗れました。
スキーなお客さんありがとうございます!!
リフトに乗ると、風が出てくるので乗る前に防寒しておいて正解でした。
少しガスがありますが遠くに八ヶ岳が見えるぐらい晴れていました。
八方尾根
リフトを乗り継いで八方尾根につくと、もう尾根には人の縦列ができていました。
この場所からは唐松岳は見えておらず、4つほどピークを超えて唐松岳頂上山荘を目指して歩きます。
最初からなかなかの傾斜ですが、人の多さで足元が安定しておりストックで歩けました。
後ろを振り返ると白馬の街が見えるぐらい空気が澄んでいて、日差しも徐々にきつくなり長袖1枚で登り始めました。
杓子尾根
2年前に白馬に登ったときに通過した、杓子尾根です。
八方尾根から見る、杓子尾根、白馬岳は本当に綺麗ですね。
八方池
白馬岳がリフレクションになることで有名な八方池ですが、この季節は雪で埋まっていました。
雪の八方池からの白馬岳です。
唐松岳はバックカントリーの聖地でもあるので、登山者とバックカントリーが混ざって歩いてます。
バックカントリーは急斜面を下る勇気、ほんとにすごい。。。
頂上山荘手前にある核心部分からの景色です。
頂上山荘に近づくにつれて、尾根が痩せていくので注意が必要でした。
頂上山荘への登り。このあたりからロープや鎖が雪から露出しており引っ掛けないように慎重に歩きました。
唐松岳頂上山荘
約4時間で頂上山荘に到着しました。
立山を後ろから見た、剱岳の素晴らしい景色が急に広がり感動しました。
唐松岳山頂は頂上山荘からさらに20分ほど進んだ先にあります。
登り返しもあり、メンタル的に厳しかったですが頑張って進みました(笑)
唐松岳山頂
ゼーハー息を切らしながら、登頂しました!
頂上山荘で諦めようかと思いましたがこの景色を見るために登り本当によかった。
下山
また来るぞ唐松岳!と思いながら下山を急ぎました。
登りに4時間以上かかったので、正直下山がかなり心配でしたが登山者が多かったので大丈夫かなと思いながら進んでました。
実際下山は私のペースだとさくさく降りて、2時間はかからなかったのでかなり余裕のある時間でした。