レインウェアを探す時にゴアテックスばかりに目をやってないだろうか?
私もゴアテックスのレインウェアを以前使っており、防水性や生地の丈夫さは折り紙付きで安心して使える。
ただ誰にも負けないぐらいの汗っかきの私にはゴアテックスは暑すぎた。
それでも高価なゴアテックスなので我慢して使っていたが、夏場は体温と汗と結露でシャツがびしゃびしゃになる事も度々あり仕方ないかと諦めていた。
ULに目覚めショップを巡っているとOMM Halo Smockがあり、特徴的な裁断面とレインウェアには珍しいハーフジップモデル(フルジップモデルもあります)、生地の薄さと肌触りの良さに、重さは100g以下で手のひらサイズの収納性も抜群によい、一目惚れした。
OMM Halo Smockはゴアテックスではなく独自の防水素材でザックなどの圧力のかかる部分は縫い目が無く縫い目はしっかりシームされている。また袖の端は指を通すことができ水の侵入を許さない。
後ろはザックの動きでずり上がる事のないように長めに作られており、このきめ細やかさは流石OMMといったところ。
ゴアテックスからOMM Halo Smockへ
OMM Halo Smockは汗っかきの私には最適なレインウェアだった。
内側が濡れると透湿しないのはゴアテックスも同じだが透湿率の性能が圧倒的に高いOMM Halo Smockは行動着として着ても内側が濡れることは無い。
体温の維持にはある程度の湿度が必要なため透湿率が高すぎると乾きが早すぎて寒く感じる場合もあるがこれは個人差が大きいので、ゴアテックスの中が蒸れる場合は透湿率の高い素材を選んでいきたい。
森林限界での利用
これほど薄い生地なのに森林限界の利用は大丈夫なのか、自分自身でも懐疑的だった。
OMM Halo Smockは無駄なテンションコードは付いてない。元々ややキツめに作られたフードがしっかり顔を守ってくれた。(寒かったけど)
ウェアの腰にはしっかりテンションコードが付いているので風で舞い上がることもない。
ベースレイヤーが濡れることがなく、低体温症を防げる。ゴアテックスで濡れている人は是非試してほしい。